まずは、上念司さんの投稿をお読みください。
神谷宗幣さんへ
上念司から結構マジメな手紙です。
実は、僕たちって結構長い付き合いですよね。龍馬プロジェクトを立ち上げた、あの時のあなたのエネルギー、ひた向きさ。「地方から日本を変える」って掲げて、駆けずり回っていた姿を知ってるからこそ、今のあなたを見ていて、いつも、僕はどこか引っかかるものがあるんです。それは悪意じゃなくて、むしろもったいないなって種類の感情。
あなたが世間から「ウソつき」「二枚舌」って言われる度に、実は僕は心を痛めてます。それはあなたに向けた、悪口だけじゃなんだろうなと。
あ、また、積み重なった何かが原因でこういうことを言われてるんだなと。事実としての指摘、ね。
なぜ、そう見えてしまうのか
あなたの政策が問題じゃないんです。そして、政策を変えたとしてもそれが問題じゃない。政治家が考え方を変えるのって、むしろ自然なことだと思う。
問題は、発言や行動、そしてその後の態度、つまり後付けの言い訳への嫌悪感なんです。日本人はこういうの嫌いなのよく分かりますよね?
あなたは「高市さんと政策が被る部分もあり、バックアップする」「高市さんの足を引っ張ろうとする自民議員はいない方がいい」って言った。
それが話題になると、4日後のYouTubeで「監視する」「抑止力になる」と補足した。
さらにインタビューで「抱きついたんじゃなくて挑発してる」と言い直した。
更に「自民党は一回解体した方がいい」と言いながら、「高市さんには頑張ってもらいたい」とも言う。
もう無茶苦茶。
そして、いつも同じパターンの言い訳が続きます。
元の発言が悪い意味で波紋を呼ぶと、撤回するんじゃなくて、「別の意図だった」「戦略として言った」「意図的な挑発だった」とか理由を足していく。
言葉を引っ込めるんじゃなくて、解釈を上書きして、最初から正しかったことにしようとしてる。
これが、見てる側には誤魔化しに映るんですよ。昔からちょっとそういう癖はありましたよね。
あなたの大好きな「補足」という名の逃げ道、簡単だけど地獄の道ですよ?
あなたのパターンって、いつも、こうなんですよ。
まず、その場の空気に合わせた発言をする。それが波紋を呼ぶと、後から「真意はこうだった」と理由を足す。でも最初の発言は撤回しない。だから両方の言葉が頭に記憶で残ってる人には批判される。
「バックアップする」と「挑発だった」は両立しない。でもあなたは「両方正しい」という顔をする。
「自民党を解体したい」と「高市政権を支えたい」も、普通に聞いたら矛盾してる。でもあなたは「矛盾してない、戦略だ」と言う。
記憶力が普通にある、普通の人には完全に矛盾にうつるし、信用できない人ってなります。
さらに問題なのは、その「戦略」の説明を毎回ドヤ顔で後出しだすってことです。
普通の知性のや記憶力がある人にはそれは受け入れられませんよ。
それを受け入れてしまってる人は正直洗脳状態に近いと思いますよ。
最初から「高市さんの政策は半分支持するが、自民党という組織には反対だ。だから挑発的な態度もとります」と説明すればいい。でもそうじゃなくて、反応を見てから理由を足してる。風見鶏なんですよね。
これって、謝るより厄介なんですよ。謝罪なら「間違えた」で終わる。でも後付けの正当化は、「俺は最初から正しかった、お前らが読み取れなかっただけだ」って言ってるのと同じだから。
それって、知性が足らない人にしか受け入れられないんです。
あの時のあなたは違ったはずなんです
龍馬プロジェクトを立ち上げた時、あなたって「党や派閥の垣根を超えて同じ志で動く」って掲げてなかったっけ。若い世代を巻き込んで、既得権益と正面から向き合おうって。その時のあなたは、もうすこし言葉をストレートに使ってたし、後から理由を足して誤魔化すような真似をして注意されたら素直に受け取ってたじゃん。
だからこそあれだけの議員や首長が集まったんじゃないかな!?
あの時は常に「周りと話し合え」って言ってたよね?
今のあなたは、話し合ってもないし、言葉を大切にせず、「後から意味を変える」ための道具にしてる。それって、政党党首として必要なずる賢さかもしれないけど、あの時のあなたが持ってた真っ直ぐさとは真逆なんですよ。
正直な感想です
ストレートに言います、今のあなたは、「自分の発言の責任を取らない人」に映るんです。
言葉って、発して相手に伝わった瞬間に相手のものになる。「バックアップする」って聞いた人は、その言葉をそのまま受け取る。後から「挑発だった」と言われても、最初に受け取った印象は消えない。
あなたは「誤解された」と言い張りたいのかももしれない。でも、忘れないで欲しいのは、毎回誤解を生む言い方をしているのはあなた自身なんです。それを「真意はこうだった」で済ませようとするのは、責任の押し付けなんですよ。聞き手のせいにしないほうが良いよ。
だからあなたは「二枚舌」って言われる。二枚舌って、矛盾したことを言う人ってレベルじゃなくて、矛盾を認めずに両方正しいと言い張る人のことだから本当に今のあなたにピッタリだよ。
だからこそ、あなたに勧めたいことがあります
後付けの補足をやめてください。
ちゃんと日本人らしい謝罪や釈明しましょう。
言葉が独り歩きしたなら、「自分の言い方が悪かった」と認めればいい。発した言葉が誤解を招いたなら、「あの表現は適切じゃなかった」と言えばいい。
それだけで全然違うんです。「真意はこうだった」じゃなくて、「伝え方を間違えた」。
この一言があるかないかで、誠実さの印象は180度変わる。
今のあなたは、絶対に自分の言葉の非を認めない。だから世間には信用されない。どれだけ正しいことを言っても、「また後で言い換えるんだろう」と思われる。
補足で誤魔化すクセを手放してください。一度でいいから、「あの言い方は失敗だった」と素直に言ってみてください。
最後に
あなたが「後出しの言い訳をしない政治家」になれるって、僕はまだ信じてるんです。龍馬プロジェクトで「地方から日本を変える」と真っ直ぐに訴えていた時のあなたなら、できると思うんです。
だからこそ言う。補足という名の逃げをやめてください。「最初からそういう意図だった」で誤魔化さないでください。言葉の責任を、聞き手に押し付けないでください。熱狂してる支持者以外の日本にも目を向けてください。
あの時のあなたのように、真っ直ぐに語ってください。
そのとき、「ウソつき」「二枚舌」なんて言葉は、必ず終わります。
ここまで言うのは、あなたを長く見てきたからです。だからこそ本気で書きました。
日本人らしく生きましょうよ。
上念司
まにわがこちらをシェアした理由。
私が2010年に初当選した時、すでに龍馬プロジェクトという全国的な動きの存在は知っていました。
実は、この本かどうかは定かではありませんが、関連書籍を購入した覚えもあります。全国にはこんなに熱い市議会議員がいるのかと感じ、「可能ならこの全国組織に参加して、自分も日本列島を走りたい」と思ったこともありました。
結局、時間やお金の問題もあり、実際に参加することはありませんでしたが、それでも当時から神谷宗幣さんのことは知っており、ひとつの希望として見ていた存在でした。
だからこそ、今回、上念司さんがシェアしていた文章を読んで、いろいろと考えさせられるものがありました。
正直なところ、今の神谷さんが何を目指しているのか、どこへ向かおうとしているのか、私にはよく分かりません。何が彼を変えたのか、あるいは自分の見方が変わったのか、その答えも簡単には出ません。
参政党についても、今回の選挙では議席数を伸ばすこと自体は間違いないと思っています。ただし、それはご支援者の方々が期待しているほどの結果にはならないのではないか、というのが率直な見立てです。
人はもちろん政策で選ぶ場合もあります。しかし最終的には、その人の一貫性や妥当性、もっと簡単に言えば「哲学」のようなものを見て判断しているのではないかと、私は感じています。
例えば、新党の中革連が、理念や哲学を捨て、選挙で勝つことを最優先にした政党の集合体と見られたように、現在の参政党や神谷さんの言動も、自民党の補完組織なのか、それとも自民党を本気で壊したいのか、その立ち位置が分かりにくくなっているように思えます。
支えるのか、対抗するのか。
協力なのか、挑発なのか。
そうした言動の不一致が、支持者の混乱を生むだけでなく、広く国民全体への不信感につながっているのではないでしょうか。
これは特定の政党や人物を批判したいという話ではありません。
私自身、龍馬プロジェクトの存在に希望を感じた一人として、「政治家にとって一番大切なのは何か」を改めて考えた結果の、率直な感想です。
政治は、勝つことだけでは続きません。
語り続けられる一貫性と、ぶれない哲学があってこそ、人の信頼は積み重なっていくものだと思っています。