2025年03月30日

進学の準備

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まにわ充裕です。

神奈川県秦野市への往復は結局、4日間3往復となりました。

ここまで息子の引っ越しに土壇場で無理することになったのは、

3月議会をギリギリまで全力投球していたこと、

ビラ発送スケジュールが押しに押されていたこと、かつ自力依存で行ったこと、

あるハンデのある息子の大学進学において、ただ通学と勉学に集中する環境を整えたかったこと、

などがあります。

引っ越しは荷物の移動を終えて、ゆっくりと配置や片付けをするものですが、

家具の配置、ゴミ等の片付け、当面の生活用品の備えなどを完璧に近い状態まで仕上げました。

そして先述の配慮事項希望書の打ち合わせと提出も同時にありましたので。

極めて今後に不安がありますが、

親に出来るのはここまで。

伝統ある某マンモス大学で、キャンパスライフを謳歌してほしいと思います。

昨日も、今日も、メールや電話を頂き、ビラの反響がまだ続いておりますが、

明日からゆっくりとお返事させて頂ければと思います。
posted by まにわ at 23:05| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月17日

インクルーシブ教育

まにわ充裕です。

息子は、あるハンデがあり、自宅から通える大学に受かるまで、三浪ぐらいまでは頑張れ、と伝えていました。

ところが、いくつか受験する中で、本人はあっさりと、

スープが冷めて固まるぐらいの距離の大学への進学を決めてしまいました。

保護者としては、「通学の継続が難しいだろう」と、納得がいかなかったものの、

今は成人年齢になる1人の大人が決めたことを尊重することにしました。

子どもは親の所有物じゃないですからね。

上手くいかなければ、その時に考えましょう。

冗談ではなく、高校三年間は、主要科目は一桁や10点台のテスト結果ばかりでした。

高校生は年明けはほとんと授業が無いのですが、息子は受験科目ではない科目の補講を2月も続けていて、一浪は確実だろうと思っていました。

進学先は狭き門ではないかもしれませんが、その努力も認めるべきかなと。

今、インクルーシブ教育として専門担当課がある大学も見られます。

進学先も存在し、本日は担当教員さんとの面談を今時のインターネットで行いました。

親が見れない以上は、学校や担当教員さんに頼るしかありません。

学ぶことって、ある意味贅沢なことですよね。

大前提として平和があり、更に学校というインフラ、教職という人材、通わせるためのお金が必要です。

数億円単位のお金が入ったらどうする?という妄想は、皆さんもよくしたかもしれませんが、

私だったら、仕事をしないで(大学で)学ぶって妄想しますもの。

就職のためとか、仕事に活かすためとか、落第しないようにとか、ではなく、ただ単に世の中の真理や歴史や人や自然について知りたいってだけ。

議員なんだから、そこは世直しにお金を使いたいじゃねーのか?はご容赦ください(笑)
posted by まにわ at 15:25| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月13日

やっぱり尖っているほうが心に残るし、好きです

まにわ充裕です。

第3中学校の卒業式にお招き頂きました。

卒業生とその保護者、先生をはじめ、関係する皆様、

まことにおめでとうございます。

これから書くことは、意見ではありません。個人的な感想です。

学校の自治権は何よりも尊重しておりますので、そんな感想もあるんだぐらいで留めてください。

@簡素化
保護者代表謝辞、来賓の個別紹介の廃止など、卒業生を中心に考えての簡素化、大いに賛同します。

卒業式は1時間45分ほどでした。

ただこの間、見えた範囲でも5人ほどの生徒さんが倒れました。

起立性調節障害なのか、感極まったのか、理由は分かりませんが、

起立性低血圧の患者さんのリハビリを行ってきた経験では、

あれほど勢い良く、素早く起立することも原因(といっても、ゆっくりゆっくり起立するわけにも行かないでしょうけど)かもしれず、

卒業証書授与の簡略化など、式の短縮を図り、倒れる子を減らして欲しいと思いました。

A式辞や答辞
卒業生代表者の答辞、素晴らしいものでした。答辞の中に4曲の合唱がありました。

そして、全員参加の合唱も素敵でしたが、もし合唱を組み込んだ方式ありきだとしたら、答辞の内容を限定的にしてしまうのではないかと思います。

代表者は代表とついているように、みんなの思っているであろう事を丸く集約しなければいけないのか?

合唱の有無は分からないのですが、私は今から8年前ぐらいの答辞のあいさつと卒業生の氏名を今でも覚えています。

肩を壊してしまった中、野球に取り組んできたこと、保護者に支えられたことを彼は話しました。

多くの方が、そして私も涙ぐみました。

キレイでないといけない、規律がとれてないといけない、3年間の行事を順に触れなければいけない、

果たしてそうなのでしょうか。

人生は何事も想定通りに進みません。

中学生活も、うまくいった事だけではなく、失敗も、挫折も、悔しいこともあったでしょう。

私はそれもひっくるめて思いを聞きたいんです。

もちろん生徒だけでなく、先生からも。

生き抜く力って、そういうところにあるのではないでしょうか。

以上、全部、それって私の感想です。どなたも、何も気にしないで、これからも子どもたちの応援をお願い致します。
 
ご卒業おめでとうございます。
posted by まにわ at 12:11| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月19日

らしくない?事を行いましたが、気分は良いです

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まにわ充裕です。

お富士山古墳をご存じですか?

私のご近所で、地域住民の散歩道でもあります。

本日は、お富士山史蹟保存会・冨士神社氏子総代会から市長・教育長への嘆願・要望の場に出席しました。

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posted by まにわ at 16:37| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月28日

奨学金について思うこと

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太田市の取組、返済不要の給付型奨学金

素晴らしい取組と思います。

しかしながら、、、

無いより有る方が良い制度とは思いつつも、私が考える学びの保証について少しお話します。

学力について(非認知能力などの考えもありますけど、ここでは一般的なテストや入試の学力とします)、

多くの研究や議論がされてきましたが、

環境、遺伝の2つの要素が関わっている部分は大きいとされています。

また環境について、

■家庭環境が荒れずに、片付いていて、塾や家庭教師など整えられている

そのような環境だとしても、その環境下で本人が勉強出来るかどうかも遺伝の影響を受けるというのが実際です。

世の中にはある日突然変異のように、何でも吸収して、発展的に学びを進める神童がいわゆる一般的なご夫婦から誕生する事もありますが、この返済不要の奨学金の条件を見てみますと、、、

@学力優秀で就学意欲がある
A経済的な理由により就学が困難である

とありますね。

経済的に少しでも豊かなほど意欲を作りやすい環境を整えやすいので、

そもそも、少し困窮している家庭は、大きく困窮している家庭よりも優位なのです。

しかし、給付型奨学金は、少し困窮している家庭が裕福な家庭とのハンデを埋めるには重要なのです。

そして、困窮具合に関わらず、もし保護者がいわゆる毒親だったとしたら、

給付金そのものが教育に使われない可能性も出てくるのです。

そうしたことから、では困窮や遺伝や環境に関わらず、多くの子どもたちにとって有益な仕組みとは何かというと、

身も蓋もないかもしれませんが、公教育の充実なのです。

だからこそ、私は教育委員会や学校や先生にうとまれようが、公教育の充実にはうるさい議員でいたいと思うのです。

そして解決の手段は仕組みもその1つかもしれませんが、

結局、多くは予算と人員という現実がそびえます。

奮闘されている現場の教職員、そしてなんとか支えたいと思う教育委員会の職員さんにリスペクト。

多くの子どもが学びを保証され、自己実現を果たせる社会を見据えて、こうした先進例も踏まえて考えていきます。
posted by まにわ at 13:21| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする