2025年10月03日

反対の反対は賛成なのだ

まにわ充裕です。

9月議会の最終日には討論が行われました。

9月の場合、メインは令和6年度決算への討論です。

この討論は、どの会派(議員)も行う事が出来ます。

率直に疑問(苦言)があります。

その年度の象徴である一般会計予算決算の議案ぐらいは会派の構成人数によらず討論すべきではないか?

という事です。

私にはこれを言う資格があります。

1人会派で活動していた際も、予算と決算については、ほぼ(100%と言いたいけど、漏れがあったら嫌なので)行いました。

議員報酬を頂いている身であれば、当たり前の事だと思います。

「複数人以上で構成する会派がやるだろうから自分はいいや」って話では無いでしょう。

いくら他で主張しようと、

伊勢崎市の予算や決算に対して、評価も哲学も課題意識も持ち合わせていないと、私は判断させて頂きます。

今日は、令和6年度一般会計決算に対する討論を紹介します。

順番に、

反対:共産党・北島議員

賛成:いせさきクラブ・わたし、まにわ

賛成:有志会・高橋議員

なお、共産党と有志会の討論は私のメモからなので、表現や内容に誤りがあるかもしれないのでご了承ください。

私が今回の討論でこだわったのは、「決算委員会の議論や予算への関わりをないがしろにしない!」でした。

「いせさきクラブの討論、毎度同じような事やんけ」という方は、是非、過去のものと比較ください。

あまり無茶な事も出来ませんが、私には前例通りなんて出来ないのです。

共産党・反対討論(北島議員)

エアコン設置を進めた。不登校対策・タクシー活用事業を評価。物価高騰が生活を直撃。米が買えないという悲鳴があった。食料品の値下げ・エンゲル係数30%に近づく、気温日本一を記録した伊勢崎市、エアコン使用を呼びかけても使えるのか。どうやってシェルターにたどりつくのか。
市長1期目は、コロナ対策は国の交付金頼み。基金は80億円超えて、市債は60億円減少。市民生活が大変なのに、健全財政と胸を張れるのか?
図書館概要が示された。市長が目指すのは伊勢崎初のPPP・PFI。既に図書館の半数越えの職員は会計年度任用職員。利益を上げる図書館で本当に充実した図書館になるのか。境のまちづくり方針は進められていない。学校に図書を置く場所が無いというが、学校図書の充実に予算をまわすべき。
不登校にも更に対策を。3学期に先生が10人足りなかった。男性教師の育休取得10%は社会とかけ離れている。
貧困世帯の学習支援は困窮対策で行う交換ノートのみ。前に進んでいない。独自の貧困対策をしていると胸をはってこそ、貧困対策自己評価Aではないか。
市長がまめに市民と会う姿は立派だと思うが、外部委員は10年全く変わっていない。
以上から反対する。


いせさきクラブ・賛成討論(まにわ)

 私は議案77号、令和6年度伊勢崎市一般会計歳入歳出決算認定について、伊勢崎クラブを代表して、賛成の立場から討論を行います。
当会派は、令和6年度予算の編成に向けて、委員会毎の要望書作成チームを組織し要望事項をとりまとめ、去る令和5年9月28日に執行部の皆様に対し、要望書の提出と説明をさせて頂きました。その後、令和6年3月の予算審議では、会派要望に基づいた議案審査を行い、予算措置の状況を確認し、今回9月定例会にて、効果検証と課題の確認を行ったという流れになります。

 まず、令和7年9月3日、本会議会派代表質疑において、鈴木議員より令和6年度決算に対する市長の所感及び決算の特徴と財政指標についてお伺いしました。

 令和6年度は、新市誕生20周年という大きな節目を迎え、3市連携利根川花火大会をはじめ、様々な記念事業を実施してこられました。新保健センターや豊受公民館等の公共施設の整備には、合併特例事業債を最大限有効に活用されるとともに、指定避難所の空調設備整備などの防災・減災事業にも積極的に取り組んでこられました。また、多文化共生事業では、本市の取組が評価され、SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業に認定されるなど、第2次伊勢崎市総合計画後期基本計画の最終年度として、まさに5つの基本政策に着実に取り組んでこられた成果が凝縮された1年であったものと評価しております。

 基本政策の一つ目、市民が健康で生き生き暮らせるまちをつくるのうち、健康・医療の分野では、新保健センターを整備するとともに、福祉の分野では、住民税非課税世帯や均等割のみ課税世帯等の低所得世帯の方に対し、給付金を迅速に支給するなど、健康づくりの推進や物価高騰に苦しむ家庭への生活支援の充実が図れております。

 次に、基本政策の2つ目、市民と産業を支える力強いまちをつくるのうち、都市基盤の分野では、伊勢崎駅周辺をはじめとする土地区画整理事業の継続や、高齢者等の交通弱者に対しタクシー活用事業を開始するとともに、産業・観光の分野では、市内の中小企業者等が省エネルギー設備を導入する際の経費の一部を補助するなど、快適な都市基盤の整備と居住環境の向上、地域経済の活性化に向けた取組を進められております。

 次に、基本政策の3つ目、市民が安心してやすらかに暮らせるまちをつくるのうち、安心安全の分野では、小中学校の体育館や市民体育館などに空調設備を新設したほか、インターネット環境がなくても、災害に関する情報などを確認できるよう、いせさきFM放送に割込み放送を行うための環境を構築するとともに、環境の分野では、華蔵寺公園水生植物園の再整備に向けた改修工事を実施したほか、小中学校の体育館やふくしプラザなどの公共施設に消費電力の少ないLED照明を導入するなど、市民の皆様がより安心安全に暮らせる環境整備や、環境に配慮したまちづくり政策に向けた取組を進められております。
 
次に、基本政策の4つ目、市民が自ら学び豊かな心を育むまちをつくるのうち、教育の分野では、安心・安全で栄養バランスのとれた学校給食を安定的に提供するため、賄材料費の高騰分について公費補てんを行うとともに、生涯学習・スポーツ・文化の分野では、老朽化した豊受公民館の建設工事のほか、田島弥平旧宅では、世界遺産登録10周年の記念事業を実施するなど、児童生徒の健全な心身の育成と教育環境等の整備が図られております。

 次に、基本政策の5つ目、市民と協働して自立したまちをつくるのうち、協働・共生の分野では、多文化共生フェスタの開催や、外国籍住民が生活のルールを学ぶための動画作成のほか、配偶者暴力相談支援センターを新たに設置するとともに、行財政の分野では、電子地域通貨「ISECA」について、チャージ金額の1%のプレミアムポイントの付与に加え、市の給付事業やイベントの参加特典としてのポイント付与など、多分野での活用を進めたほか、住所変更や関連する手続きをワンストップで受付可能にする総合窓口を開設するなど、多文化共生社会の推進と、より効果的な行財政運営が図られております。

これらの5つの基本政策における各事業につきましては、限りある財源で最大の効果が発揮できたものと高く評価するものであります。

 次に、財政指標ですが、令和6年度の一般会計における歳入決算額は、約966億円で、前年度と比べて10.0%の増、歳出決算額は、約928億円で、前年度と比べて10.4%の増となっております。歳入歳出差引額から翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は約31億円となり、このうち16億円を財政調整基金に繰り入れできたことは、効率的で効果的な予算執行に努められた結果であると判断いたします。
次に、本市の財政状況を、財政指標を通して見ますと、経常収支比率は96.7%、将来負担比率は7.9%で、それぞれ前年度と比べてやや上昇したものの、実質公債費比率は5.2%で、前年度と比べて改善しており、財政指標による分析といたしましては、全般的に良好な結果であり、健全な財政運営がなされている結果であると高く評価しております。

 次に9月10日11日の決算委員会における審査事項を一部述べます。

 当会派総務部会において、ワンストップ窓口などのDX推進、自主防災組織の推進、20周年記念事業の実施など9分野約17項目の要望を行いました。
 これらに対して、令和7年1月にワンストップ窓口を開設し、バックグラウンドでRPAの先進技術も活用しながら利便性の向上を図った事、防災訓練やDIG・HUG等の訓練を通して自主防災組織のレベルアップに努めた事、20周年伊勢崎市PR動画にてこれまでの動画を大きく上回る再生回数の実績を得た事などを確認しました。

 次に、当会派文教福祉部会において、発達が気になる子の保育支援・公立保育所のICT化推進・公共学習室の充実・運動施設の利用申請オンライン化の推進など6分野約21項目の要望を行いました。
 これらに対して、保護者の視点に寄り添った研修実施・公立保育所ICT化を進め保護者の利便性と保育士の負担軽減実現・公共学習室の全庁調査を行った事・利用申請オンライン化は31件の予約を可能としたことなどを確認しました。

 次に、当会派経済市民部会において、市庭球場コート改修・市民体育館の空調設備導入・利根川花火大会の充実・若者の創業支援の拡充など9分野約15項目の要望を行いました。
 これらに対して、市庭球場は令和7年度改修工事に向けた設計を実施・市民体育館への空調設備設置・6千万円規模の賑やかな3市合同花火大会の実施・創業支援は30代経営者への補助が13件などを確認しました。

 次に、当会派建設水道部会において、タクシー利用促進・空き家の活用と除却の推進・公園愛護会への支援など、10分野約15項目の要望を行いました。
 これらに対して、タクシー活用事業は年度中に3500人を超える利用登録・移住支援6件と空家除却43件の実績・愛護会への支援として芝刈り機追加導入と募集支援などを確認しました。
 
 これらの審査からは、市民要望をしっかりと受け止めて頂き、予算措置を行った上で、その効果についておおむね合理的に説明されたと、判断しました。

 今後の市政運営におきましても、物価の高騰や米国の追加関税措置による経済への影響など、厳しい社会情勢が続くことが懸念されますが、市民の皆様が心豊かに安心して安全に暮らしていくためには、引き続き持続可能な行財政運営を行うことに加え、真に必要な事業の見極めが求められるものと考えております。
 
 臂市長には、今後も健全な行財政運営の維持をお願いするとともに、えがお咲く未来へ持続可能な共生都市いせさきの実現に向け、世代間の共生、地域間の共生、SDGsによる共生という3つの共生を着実に推進していただき、本市がさらに発展することを期待いたしまして、議案第77号、令和6年度伊勢崎市一般会計歳入歳出決算認定についての賛成の討論といたします。



有志会・賛成討論(高橋議員)

 決算審査が十分に行われた。経常収支比率が上昇したが、当初予算通りの結果と確認。収入の安定と財産の自律性を確認。基金の積み立ては財政の安定化とゆとりだが、市民ニーズに活用出来なかったとも捉えられる。令和6年度物価高騰対策は適当だったのか課題を直視すべき。
 
 シンボルロードはカラーコーンだらけ。賑わい創出でなく喪失している。賑わい創出は真の連携となる事を期待。3市連携花火は喜ばしいが、令和7年は開催しなかったし、令和8年もまとまっていないのは不安。
 
 タクシー活用事業は良かったが、市民負担の増大・地域格差・障害者制度との格差などの課題も見えてきた。
 
 エアコン整備・保健センター整備・豊受公民館建て替え・福祉プラザ改修・民間保育所オムツ処分補助・配偶者暴力相談センター等々を形にした事も評価。
 
 まんが日常とのコラボで実績、信越化学の誘致、インクルーシブ教育、不登校数減少は成果。絣の郷や児童センターの利用が増加した。
 
 伊勢崎卸売市場が評価額の1.5倍の20億円で落札された事、外国人への偏った評価が進む中、独自の視点で対応を進めている事を評価。
 
 以上から賛成する。


各討論を楽しみにお読みいただけたでしょうか?

冒頭に、反対の反対は賛成なのだ

と書きましたが、

反対討論は賛成討論みたいでしたし、

賛成討論は反対討論みたいでした。

個人の感想です。
posted by まにわ at 09:50| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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