2025年03月13日

やっぱり尖っているほうが心に残るし、好きです

まにわ充裕です。

第3中学校の卒業式にお招き頂きました。

卒業生とその保護者、先生をはじめ、関係する皆様、

まことにおめでとうございます。

これから書くことは、意見ではありません。個人的な感想です。

学校の自治権は何よりも尊重しておりますので、そんな感想もあるんだぐらいで留めてください。

@簡素化
保護者代表謝辞、来賓の個別紹介の廃止など、卒業生を中心に考えての簡素化、大いに賛同します。

卒業式は1時間45分ほどでした。

ただこの間、見えた範囲でも5人ほどの生徒さんが倒れました。

起立性調節障害なのか、感極まったのか、理由は分かりませんが、

起立性低血圧の患者さんのリハビリを行ってきた経験では、

あれほど勢い良く、素早く起立することも原因(といっても、ゆっくりゆっくり起立するわけにも行かないでしょうけど)かもしれず、

卒業証書授与の簡略化など、式の短縮を図り、倒れる子を減らして欲しいと思いました。

A式辞や答辞
卒業生代表者の答辞、素晴らしいものでした。答辞の中に4曲の合唱がありました。

そして、全員参加の合唱も素敵でしたが、もし合唱を組み込んだ方式ありきだとしたら、答辞の内容を限定的にしてしまうのではないかと思います。

代表者は代表とついているように、みんなの思っているであろう事を丸く集約しなければいけないのか?

合唱の有無は分からないのですが、私は今から8年前ぐらいの答辞のあいさつと卒業生の氏名を今でも覚えています。

肩を壊してしまった中、野球に取り組んできたこと、保護者に支えられたことを彼は話しました。

多くの方が、そして私も涙ぐみました。

キレイでないといけない、規律がとれてないといけない、3年間の行事を順に触れなければいけない、

果たしてそうなのでしょうか。

人生は何事も想定通りに進みません。

中学生活も、うまくいった事だけではなく、失敗も、挫折も、悔しいこともあったでしょう。

私はそれもひっくるめて思いを聞きたいんです。

もちろん生徒だけでなく、先生からも。

生き抜く力って、そういうところにあるのではないでしょうか。

以上、全部、それって私の感想です。どなたも、何も気にしないで、これからも子どもたちの応援をお願い致します。
 
ご卒業おめでとうございます。
posted by まにわ at 12:11| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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