まにわ充裕です。
先日、一般質問の項目として、業務改善運動(スリムアップ化運動)
を通告する際、
字句や用語の整理を行って頂く議会事務局の職員さんに、
「市の行政改革計画においては、スリムアップ化運動の文言になっているので、業務改善運動ではなくスリムアップ化運動で通告頂けませんか?」と打診されました。
それに対し、
市民の方が見て、スリムアップ化運動とは???となります。
業務改善運動の方が伝わるので、このままでいきますと提案をお断りしました。
また、この項目の答弁には、◯◯課と◯◯課の2つが関わるので、
項目を2つに分けてもらえませんか?の打診もありました。
こちらは、分かりやすさの問題から、分けました。
ある課題があった時に、所管(守備範囲)に応じて答弁書を作成し、それを市長(や企画部など)が内容をまとめて答弁する。
ある課題に対して、所管を横断して対応策を考える事が全体の最適に繋がります。
それぞれの所管の対策が相乗効果を上げることもあれば、辻褄が合わないこともありうるからです。
もちろん答弁の責任部署を1つにした方が仕事が行いやすいという理屈は分かります。
しかし、そういう時代では無いのです。
という議会はどうかと言われますと、未だに委員会視察はそれぞれの委員会の所管とほとんど合致しなければ視察先の選定から外れます。
世の中の先進的な事例こそ、単独の部課ではなく、横断的組織で取り組まれているのですから。
本来は常任委員会の視察というより、伊勢崎市特有の課題を審議する特別委員会こそ、視察に行くべきとも考えています。
私は、前例や慣例ではなくとか、慣れが怖いと、ブログや議会で発言することがありますが、
それはしっかりと自分自身にも向けなければなりません。
なんのために働いているか?
議員になった時、そして今、なにを実現すべきと考えているのか?
その振り返りには、やはり市民(有権者)の声を聞くことでしょう。
オレンジリボンキャンペーン、
パープルリボンキャンペーン、
イエローリボンキャンペーン、
と色は多種多様の現代ですから。