まにわ充裕です。
いよいよ兵庫県知事の不信任決議への決断の日が迫ります。
@辞職(知事選挙)
A議会を解散した上で辞職(ダブル同時選挙)
B議会を解散(議会と知事選挙を別々に実施)
C自動失職(知事選挙)
最も経費が少ないのが@とC
最も経費がかかるのがB
「過失はない」と繰り返した人が取る行動として筋が通るのは(県民のではなく、あくまでも知事の中で)、Cの自動失職です。
「自分は悪くないが周りに辞めさせられた」になるので。
AとBの議会を解散する選択は、その後のダブル選挙もしくは議会選挙で当選した議員による再度の不信任決議による失職による知事選挙に斎藤知事が出ることが前提です。
もし、斎藤知事が選挙に再出馬せずにAかBを選択した場合は、
不信任決議提出の現職のほとんどが再選する未来しか見えず、再度の不信任決議の可決は確実視され、
単に40日多く知事給与を受け取りたかった、としか理解することは不能だからです。
政治家としての前途を絶たれ、再就職もままならない方の決断だとしても、陽の光を浴びて生きていくことが出来ないようなこの決断をするほど愚かではないように思います。
要は再出馬無しの解散は大義がないということです。
私は兵庫県民ではないので、ある意味好き勝手な意見、論評が可能です。
想像してみました。
最良の選択は、@辞職を選択し、
再選の見込みが著しく低くても、再出馬することです。
この奇跡の当選をした場合の任期は、残りの1年となりますが、それこそ86人全員の不信任決議を跳ね返す県民の付託を得たということの証明になります。
そしてかなり高確率で落選となるでしょうが、
自分の信念と実績を恥じない行動をしたという爪痕が残せれば、
余生に様々なチャンスがある人生となると思います。