2024年02月29日

世界で2番目に早い伊勢崎市議会一般質問報告1日目

まにわ充裕です。

来年度の予算の審議も控える中、活発な議論が行われました。

着目した質問は、田村議員の波志江給水塔(17号沿い)をペイントし、広告・宣伝に使ってはいかが?です。

答弁は数千万円かかるので難しい、でした。

確かに、いくら今年20周年を迎えるとはいえ、単にペイントに数千万円をかけることは疑問です。

でも、これが市役所だけで行うのでは無かったらどうか?

例えば、クラウドファンディング等で、

「新市誕生20周年を記念して、伊勢崎市の記念市章を給水塔にペイントしよう!」と呼びかけて、

最低額1000万円集まったらやる、集まらなかったらやらない。というのはどうでしょうか。

市章.png

そんなことを思いながら、皆さんの質問を聞いておりました。

それではどうぞ、速記なのでノークレームでお願い致します。

1

吉 山 勇 議員

【一問一答】

1 副市長2人制の効果について

(1)役割分担とスムーズな職務遂行における効果

>>副市長定数条例を改正した。高度な判断に基づく政策決定をするために2人体制とした。分担事務を定めたため、早期に職員と副市長の協議が可能となった。市民生活の利便性向上に寄与できる。



(2)戦略的なまちづくりにおける効果

>>下城副市長は、市民の命と財産を守る強靭化計画、伊勢崎gx推進、ネーミングライツ、3市花火大会など取り組んだ。藤原副市長は、物価高騰対応臨時交付金、dx推進、イセカ導入、窓口整備計画など取り組んだ。市政全般に関わる、例えば降ひょう対応などは2人で取り組んだ。



2 投票率向上の取組について

(1)選挙啓発と制限

>>区長の個人の選挙運動は制限していない。選挙時の通知内容は誤解を与えないよう見直していく。



(2)投票率向上大作戦

>>物品配布による投票率向上対策は注目されている。本来は自発的意思で行うものである。投票率向上は重要な課題。民間団体が行なったケースも過去にあり、慎重に検討していく。



3 中小企業・小規模企業振興対策について

(1)これまでの取組と成果

>>住宅リフォーム助成、プレミアム商品券、創業助成など行ってきた。



(2)今後の取組

>>返済、資材高騰など事業者はさまざまな課題に対応されている。企業による主体的な取り組みや市の支援には限りがある。令和7年度に中小企業に関する条例制定を目指す。



4 移住定住促進の効果的な施策展開について

>>移住・定住は自治体の総合力が求められている。若者世代人口の流入が重要。切れ目のない対策を研究していく。企画部が取りまとめ、情報発信する。HPで担当課毎にまとめているが、観る方は煩わしさを感じている可能性がある。今後はワンストップで対応できるよう研究し、見直しに努めていく。





2

新 藤 靖 議員

【一問一答】

1 平常時及び災害時の備蓄品について

(1)備蓄状況

>>99箇所の指定避難所と7箇所の福祉避難所を設置している。食料97540食備蓄。



(2)学校における備蓄状況

>>消費期限迫ると追加補充。その他、随時入れ替えしている。エクセルデータで管理しており、多賀城市で行っているデジタル管理は今後の検討。



(3)管理状況

>>地区毎の分散管理。備蓄倉庫が無いところへは、運搬する。



(4)今後の考え

>>学校は四つ葉に毛布と仕切り張りが備蓄されているのみ。最寄りの避難所から運搬するので基本は学校は備蓄しない。



2 華蔵寺公園及び華蔵寺公園遊園地のトイレについて

>>来園者の利便性向上のため洋式化を進めている。1日1回以上の清掃をしている。遊園地トイレは1日3回。トイレ新築の予定は無いが、トイレ整備の研究を行っていく。



3 観覧車について

(1)利用者数

>>年間10万人以上の利用がある。ゴンドラ内が38度を超えると利用停止となる。



(2)エアコン設置における集客見込み

>>設置により利用増加を見込んでいる。



(3)シースルーゴンドラの導入

>>話題を生み出すと考え、調査研究する。



4 学校における避難訓練について

(1)実施状況

>>避難訓練は学期毎に年2回以上、火災・地震・水害・不審者対応など。



(2)登下校中の対応

>>拠点校の宮郷小学校では、自分で行動を考える実践をした。学校に戻るか、自宅に帰るかの選択。令和6年度は全ての学校で行う。



(3)今後の訓練への考え方

>>予告無しの避難訓練を実施した。令和6年度は全ての学校で実施する。



3

宮 田 芳 典 議員

【一括】

1 道の駅構想について

>>近隣の道の駅が本市の道の駅の立地に影響を与える。前橋が作り、太田が予定し、熊谷も計画している。設置をめぐっては外部環境が大きく変化している。引き続き調査し、比較研究を進めている。財政負担を抑えること、差別化が前提条件。現時点では、具体的計画を描く時期ではない。



2 都市計画マスタープランについて

(1)改訂に至る経緯

>>市のマスタープランは市の総合計画・県のマスタープランに基いて計画改定に着手するものである。



(2)改訂の考え方

>>持続可能なまちづくり、災害対応、都市基盤の整備を見据えて、見直しを行うもの。計画期間は令和17年度までの10年間。



(3)今後のスケジュール

>>公募型プロポーザル方式、令和6年度当初から行う。



3 地域計画について

(1)内容

>>課題は中心経営体・座談会で検討してきた。令和5年4月1日法改正により、地域計画を各市町村が策定する事となった。将来、農地が適切に利用されるために作る計画である。



(2)進捗状況

>>アンケート調査、現況地図の作成をしている。今後は関係者で協議進める。



4 まちなかの活性化について

(1)にぎわいの創出

>>駅前を楽しんで頂くため、四季の行事を実施。活性化会議を行い、第三土曜に楽市を開催している。創業支援の際、まちなかで行う場合は加算する制度を作った。



(2)今後の取組

>>小売業・飲食業など来客型店舗の増加を図っていく。



4

山 越 清 彦 議員

【一問一答】

1 通学路の危険箇所の対応について

>>毎年4月に危険箇所の改善要望書を提出して頂く。今年度は127箇所上がってきて、検討し、91箇所の対策を行い、80箇所は今年度実施。路面表示や塗り直し、パトロール、草木の剪定など。36件の対策は困難なため、見送った。各学校へ安全指導をお願いした。



2 伊勢崎市誕生20周年について

(1)いせさきまつり及び各地区の祭り

>>来年度、規模は例年通り。20周年なので地域の特色を生かしたプログラムとなるよう実行委員会が協議する。



(2)世界遺産田島弥平旧宅の活用

>>来年度は登録10周年。記念事業を1年を通して実施する。スタンプラリー、小学校対象のバスツアー、県の4資産連携事業など。



3 放課後児童健全育成事業について

(1)現状

>>公設公営3箇所、公設民営9箇所、民設民営70箇所、令和4年は2864人が利用し、小学生の3割が利用している。来年度3030人が利用を見込むが、その後は減少を見込み、ニーズは満たしている。



(2)今後の考え方

>>小学校区によりバラツキがあり、調整している。1単位40人を基本とし、満たない場合支援を行う。



4 職員の管理について

(1)現状

>>全体で26人募集し、34人採用予定。来年度から技術職の通年募集・通年採用、事務職の年4回の試験を実施。



(2)研修

>>公務員倫理の研修など実施。



5 市北西部地域の将来像について

>>波志江スマートインターを含む地域は北関東自動車道の利便性、遊園地により、工業系の土地利用地域に位置づけられている。華蔵寺再整備、広域連携など、交流促進のための基盤整備が進んでいる。





5 田村幸一議員

1 華蔵寺公園について

(1)再整備の進捗状況

>>プール跡地に200台の駐車場計画。令和7年度4月に供用開始。水生植物園の生き物調査、来年度工事完了。飲食店設置を進めている。



(2)園北東部の再整備

>>花咲くプロジェクト。水生植物・つつじ再生・プール跡地活用の3本柱。計4回のボランティア活動。バードドームの維持管理に努める。日本庭園は樹木の剪定、維持管理に取り組む。



(3)遊園地における遊具の安全対策

>>年1回必要な点検を年4回している。



2 ランドマークとしての波志江給水塔について

>>広告・宣伝媒体としての活用難しい。



3 学校給食費無償化に対する政策的決断

>>県内でも給食費は安価。食材高騰による給食費補填は1食50円から60円となり、1億6千万円の予算増。無償化は年に10億円の財政負担。8月ぐらいまでに方針を出す。



4 外国人集住都市としての在り方について

(1)地域コミュニティーの現況

>>食文化の体験、多文化共生リーフレット作成など。



(2)技能実習生等への対応

>>新制度移行に伴い、国・県の動き注視し、調査研究する。



(3)全国外国人集住都市会議への再参入後の成果

>>日本語教育・技能実習、受け入れの課題提起し、議論した。連携深め、多文化共生のまちづくりを進める。



6 内田 彰議員

1 中小・零細企業の賃上げ支援について

>>令和5年6月の景気動向調査によると、30%が賃上げ、12.7%が一時金支給。取り組む企業に固定資産税減税制度がある。



2 こども基本法施行に伴う対応について

(1)こども計画の策定状況

>>策定する規定がある。県が来年度策定、それを勘案し策定する。



(2)こどもの意見の聴取と反映

>>意見の尊重が基本理念。公設公営クラブでまず聴取する。



3 被災地への職員派遣について

(1)派遣状況と活動内容

>>救急活動、除去活動、医療活動、住宅被害認定、給水活動など実施。



(2)市民への報告

>>市のhpに掲載。今後の防災に活かす。



4 災害用トイレトレーラーの導入について

>>災害用トイレトレーラーの導入案内はきた。県と大泉が導入し、派遣にも用いられた。来年度、高崎が2台導入。1台1500万円かかる。平常時のイベントで使用も想定。導入費用・ランニングコスト・平時の利用など踏まえて総合的に検討。



5 高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種について

>>平成26年から定期接種となった。満65歳以上が対象。来年度から65歳以上のみを対象となるが、逃した方に関して本市独自の助成を検討。2回目以降は、他を注視し、医師会の意見も踏まえ検討する。



7 大木 光議員

1 環境の変化に対応した公園及び街路樹の維持管理について

(1)公園の除草

>>機械除草年4回、薬剤除草年1回が基本。近年は繁茂期間が長期となっている。必要となる回数の検討を行っていく。



(2)街路樹の剪定及び根上がりへの対応

>>高木剪定は樹勢の衰えが無いように努めている。中木・低木は年1回、除草は年3回。調査研究進める。



(3)夏季の記録的な高温、猛烈な暑さへの対応

>>県から熱中症対策について通知されている。来年度から調査研究し、適切な発注を行いたい。ロボット芝刈りの実験を行なった。導入可能な公園でロボット導入を検討。



(4)降ひょう、突風、落雷などの災害への対応

>>年度当初に調査・パトロールし、必要あれば伐採。倒木・枝折れは災害時協定で対応。



(5)公園愛護会

>>愛護会から10月・2月に意見を伺った。参加者の減少、報奨金、機械、保険などの意見を伺った。今後、改善を図る。



2 eスポーツについて

(1)eスポーツの推進

>>新たな産業分野の育成になる。産業経済部に所管を置いた。



(2)県との連携

>>Eスポーツ体験を実施。Eスポーツ酒場、U19選手権など視察した。県と連携を図る。



(3)高齢者への取組

>>来年度、全国大会がある。健康増進、社会参加につながる。県は高齢者団体に無料貸出している。調査研究する。



(4)障害者への取組

>>障害福祉サービスで取り入れている事業所がある。環境整備、指導者育成など調査研究する。



(5)ゲーム依存対策

>>情報の周知・啓発に取り組む。



3 北部環状線について

(1)現状及び今後の予定

>>令和7年度まで寺院・墓の移転に着手。令和5年度末、事業費ベースで48%の進捗。



(2)県との協議状況

>>早期事業化のため働きかけ続ける。勉強会は令和5年11月に開催。協議行っていく。



(3)周辺生活道路の整備

>>付け替え道路は、令和6年度予算に計上している。令和9年度に供用開始目指す。



4 男井戸川河川改修工事について

(1)現状及び今後の予定

>>県が実施の事業。1890mの延長。来年度以降も進め、完成予定年度は県によると令和7年度。



(2)周辺道路における安全対策

>>検討中と伺っている。地域の要望踏まえ、連携する。
posted by まにわ at 17:12| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 議会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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