*この投稿において紹介事業者との利益相反はない事を宣言します(株式の保有はしておらず、報酬等の提供を受けておりません)
まにわ充裕です。
市内のお店を応援します!(番外編、事業所編)
グンビル(ひろせ町4088)
今日、街頭演説をしていたところ、交差点の前にある会社のグンビルさんから、
「少し会社に来て、話でもどうですか?」と、お話のお誘い。
えっ、いつもうるさくしているからお叱りの声を頂くのかなあ、、、と不安を抱えながら行きました。
グンビルといえば、「市役所等でお掃除をして頂いているなあ」ぐらいの印象しか無かった事業者さんです。
(*不勉強で申し訳ありません)
本日は、グンビルが取り組む
「床ワックス剥離廃液処理システム」について、ご教授頂きました。
ワックスをかけるときには、前のワックス(や汚れ)をまず剥離します。
この時、高アルカリ性の剥離剤を使用し、作業後に剥離廃液が出てしまいます。
この廃液は産業廃棄物です。
川を汚さないために、厳しい排水基準がありますが、十分な理想的処理がされていない事もあるそうです。
他県の事例では、農業用水路に排水した例・川を白濁させた例などがあり行政指導や書類送検された例もあるそうです。
そこまでいかなくとも、
・廃液の一次処理のみで分離水を放流破棄
・排水基準値を満たさず法規制を受ける。
・回収廃液のまま産業廃棄物業者に処理委託
・焼却処理費用、及びCO2排出による環境負荷が高い。
・廃液を排水基準値に分離・分解処理し放流
・法令順守で環境に低負荷。処理時間の改善が課題。
等の課題がこの清掃業界ではあるようです。
グンビルは、ただ希釈して基準をクリアした処理水を排水するという行為から一歩先を進んでいます。
床ワックス剥離廃液を未処理で流さない!
と宣言した上での企業の方針のようです。
現場の規模や清掃方法によって、現場処理する場合と処理施設で処理する場合を定めています。
処理方法
まず、しっかり剥離廃液を分解し、汚染物が一切ない処理水を河川に放流します。
そして、分解中に発生した回収物(ポリマー)は、固形燃料である燃料ペレットにして、発電燃料などのエネルギーへと再資源化するそうです。
顧客には適正でコストを抑えた清掃、環境には優しく、企業としての責任も果たすという、
誰も損しない、誰もに優しい、清掃・処理を実践されています。
こうした伊勢崎市が誇る技術がもっと拡がっていけばいいなあと感じました。
貴重な学びの機会を頂き、ありがとうございました。
そしてとても分かりやすい説明ありがとうございます。
近くを通ったときは寄ってください。また伊勢崎市について楽しくお話出来たら嬉しいです!
先日はありがとうございました。
機会がございましたら、また色々と教えて下さい。
よろしくお願い致します。