2017年06月23日

議会における再質問の醍醐味

まにわ充裕です!

お待たせしました(待ってないですか?)。

一般質問の報告を一部行います。公園の事は次回以降です。ごめんなさい。

議会にはローカルルールがありまして、自治体が違えば、議事進行の方法は違う部分もあります。

本市は一般質問はまず一括質問⇒一括答弁がされて、その後は一問一答となっています。

又、質問事項は本会議の一週間以上前に事前に通告します。

今回、私が行った質問のうちアクティブ・ラーニングについて質問をしました。

予想通りかたーい答弁が返ってきました。

教育委員会所管の質問において、こうしたテーマを選ぶと、かなり固くて現実的にどう理解すれば良いのかわからないような答弁が返ってくるものです。

今回の私の質問目的は、アクティブ・ラーニングってこうあるべき!を主張したいわけではなくて、

本当に重要なテーマだから、まずそれって何?と知って頂き、概略を皆さんに掴んで頂く事です。

そして、時間をかけてゆっくりと、大いに議論をして頂きたいのです。

私は「目的」や「現在の教育との相違点」や「今後の取り組み」や「教員負担の軽減」について聞きました。

すると、当たり前のように「なぜからなるほどを大事に主体的に判断できるように〜」や「子ども達が学習した事と実生活が結びつくように地域と関わる学習を推進〜」などの答弁が返ってきます。

これはこれでいいと思います。教育委員会は突拍子のない事をする所ではありません。そういうのは、私の仕事ですから?

答弁の中で、「先生の研修は、教師間で授業参観をする、又、指導主事が講義をする」という答弁がありました。

私は、再質問でこのように伺いました。

まにわ再質問
「先生方の研修をどのように進めていくか?とそのように聞くと当然に教師間で授業参観とか指導主事の方が講義をするという答弁になってしまいます(それは仕方ない事です)。難しいのですが、アクティブ・ラーニング自体がそういった受け身では無くて、先生方も主体的に学ぶ態度になっていかなければなかなか子ども達に教えていく事が出来ないと思うのですが、その点についてはどういうふうに進めていくのかお聞かせ下さい。」

ちょっと長いですが、教育長の答弁をお読みください。ハッキリ言って名答弁だと思います。アクティブ・ラーニングをよく理解されておられるのがわかりますし、議場で聴いていた皆さんもよくわかる事に繋がったと思います。

教育長再答弁
「2020年から実施される学習指導要領でアクティブ・ラーニングという言葉が使われていますが、学校ではこれまで子ども達の主体的な学びということで取り組んできているわけです。

学力というと、皆さんがほとんどの人たちが知識を覚えたり、技術を習得したりというなことを日本人て受け取るんですよね。

そういった学力の事を認知的能力と呼んでいます。

今、アクティブ・ラーニングで中心になってきているのは、非認知的能力という事であります。

現在、世の中が知識基盤社会だと言われているんですけど、知識基盤社会とはどんどん知識が陳腐化していってしまう。

常に新しい知識を入れていかないと世の中に追いついていけないという社会ですので、そういう中では学ぶ意欲とか、あるいは失敗しても続けるとかですね、困難な事に打ち勝つとか、それから議員おっしゃられたように困った時に友達を沢山持っているとか、あるいは人とコミュニケーションを図るとか、というような非認知的な能力の育成が非常に大事だと言われているわけであります。

そして、そういうことは教員にも非認知的な能力が必要であるということで、教員の研修の中ではですね、参加型評価ということを使っています。

参加型評価というのは、アクティブ・ラーニングが大事だからこれからアクティブ・ラーニングの事について勉強しようねという研修の仕方ではなくて、今、目の前にいる子ども達で困っている事はどういう事かを一生懸命考えて改善していくようにすること、目の前の課題に向かい合う中できちっとした意欲や方向性を決めていくというような研修の仕方を参加型評価と呼んでいます。

それが授業を見合いながら、こういう子どもたちをどうしようかとか、あるいは今子ども達の学びが一問一答だったよね、もっともっと子どもが主体的に学べば学ぶほど先の事を知りたがるような教材はどういうものがあるか、というのは日頃教員が考えている事、困っている事なんですね。

そういった具体的な活動を通して、互いに授業を見合ったり研修をすると、そしてもう一つは全国で有名な研究をしている先生を呼んで講義を聞く、そういう事をやっていく事でありまして、これは時間がかかると、一度聞けば出来るようになるというものではなくて、少しずつ少しずつ続けていく事が大事なのかなと。そして5年とか10年とかが経てば確実に成果が出ます。」

と議場の口語そのものではありませんが、このように答弁されました。

これを読むと、先生方に求められるものはとても大きい事がわかります。でもそれが、難しい世の中を生きていく上で必要な力なのでしょう。

もちろん、一方的に先生や学校現場に押し付けるのではなく、私たちも保護者や地域の一員としてバックアップしていきましょうね。

このように再質問・再答弁によりこの話になったわけです。こういうのが議会の醍醐味でもあります。

本当はこの答弁を第一答弁で引き出す技量が議員には求められるわけですね。それが出来れば更に深い議論が出来ますので。

私ごとき、まだまだの人間ですね。
posted by まにわ at 15:52| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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