2017年06月22日

伊勢崎市はバブルなの?(道路議案から見る住宅事情)

こんにちわ

まにわ充裕です。

来週6月26日は議会最終日です。

伊勢崎市議会にとって初の議員提案の政策条例が制定される見込みの日で、歴史的な1日となると思います。

10時からでお昼前には終了すると思いますので、よろしければ傍聴やインターネット中継をご覧くださいね。

暑い日が続いておりますが、当日は背広を着ていくか思案中です。

さて、建設水道委員会が先週ありました。

今回は、補正予算の審議も無く割とあっさりと議案審議は終わったのですが、気になる案件が・・・

伊勢崎市の公道、つまり市道は地方自治法にて議会が審議する事になっております。

市道の審議には、廃止・認定・変更というものがあります。

廃止:市道として図面上は存在していたものの、現状は道路としての実態が無いなどの場合に廃止の手続きをします。

認定:公共施設・店舗・住宅を新設して道路を新たに整備した。又、新しい道路を開通させた。その場合の手続きですね。

変更:そのものですね。図面と現状が合わなくなった、危険や渋滞解消で少々の変更をしたなどの手続きですね。

市道になるということは、市が維持・管理をしていくという事になるわけです。市議会はそれを決定するわけですね。

*市道でも所有が民である場合もありますし、幹線道路と一般道路もあります。上記は法的な言葉を用いないで説明用に簡単に書いておりますので、はっきりした定義は別を参照下さいね。

6月議会では、な、な、なんと!市道認定議案にて35路線もの路線が議案に出てきました。

申し訳ありませんが、この35路線の道路を全て我々議員が現地にいって例えば、「うん、この道路は確かに幅が4m以上あるな、だから市道認定可能だ!」などと確かめる事まではしていません。

いくらなんでもそんな路線を議案に出さないでしょうし、そんなものを出す人が万が一いれば職員失格でしょうし、執行と議会の信頼関係を根底から崩してしまうものと思います。

今回、私からは今回の認定で市道は何m増えるのかをお聞きしました。

1835m増えるそうです。約2km。

たしか、伊勢崎市の市道は2000km強だったと記憶しているので、今回1%も増えるわけですねー。

重ねて、今回の道路認定が将来の道路更新費用に与える影響額をお聞きしました。

少なくとも舗装が持つ10年程度は補修費等はかからないだろうという旨の答弁でした。

私も逆に、「700万円の補修費増加が見込まれる」と答弁があったら驚くので、そういった事を求めているわけではありませんが、

公共施設とインフラの更新に拘る議員としては、常に議会・執行の皆さんにはこの意識を持って頂きたいという意味での質疑でした。

さて、伊勢崎市の道路を一挙に1%も増える、その要因とは何でしょうか。

それは、住宅開発です。道路が無い所にぽつんと家を建てても、誰も住めないし買ってくれません(*実はそもそもそんな所に住宅建設の許可は下りませんけど・・・)。

なので、分譲住宅のメーカーさんは家と同時に道路も作ります。

そして、その道路は市の基準を満たせば市が市道として認定し、その後の管理を行います。

さて、議員をしていると

「家の前の砂利道がさあ、雨が降るとグシャグシャになってねえ。市で舗装してくれないかねえ?」

「家の前の道路がさあ、随分と舗装がはがれてきてねえ。市で舗装してくれないかねえ?」

という相談は割とあるのではないでしょうか。

まず、それが市道であるならば、地元の組区長さんや区長さんに相談をして(*行政区で優先順位を決めて要望する場合があるからです)、舗装や手直しが順番にされていくものです。

しかし、それが私道であるならば、市が出来る事はありません。もちろん、地元の業者の紹介やどのような工事が適当かのアドバイスはして頂けるとは思います。

また、私道を市道にするという手段はあります。でも、分譲住宅の新築とかでなく、既存の何件も道に接する住宅がある場合に、これが上手くいったケースは本当に少ないと思います。

理由の一つは、私道の全てを一人が所有しているケースは少なく、何人もの所有者がいる場合が多いからです。いくら、道路の部分といっても自分の土地である事には変わりありません。その土地が減る事に対して全ての人が賛成するとは限りません。

理由の2つ目は、単に寄付します⇒寄付を受けます。ではなくて、寄付の条件はいくつかあるからです。

例えば、その道路は公道に接続する・道路の幅員は4m以上ある・道路の舗装がされている。などの基準があるのです(これ以外も)。

要は、今普通に「きれいな道路だなあ」という道路しか受け入れません。なので、今の道路構造に困っているんだよというご意見の道路は多くは寄付受入れ条件に当てはまらないと思われます。

「最初の1回の道路整備費用は関係者の皆さんで負担をお願いします」にやはり全ての地権者が同意するのは難しいと思います。

タイトルからまたもやズレてしまいましたが、伊勢崎市の市道総延長を1%もアップさせるぐらい、多くの開発がされているわけです。

私はまちあるき(をしてご意見を聞く)も仕事ですが、アパートについては空きだらけです。

この7年で、家の空きも増加している事を体感しています。

人口も減る・住宅も余ってくる・グローバリズムで伊勢崎市外に職を求める人も増える、そんな状況でこんなに作って大丈夫?と思いますが、

土地所有者の事情・住宅メーカーの事情・不動産会社の事情・新築を求める個人の事情など様々な要素がかみあって、今の状況になっているのでしょうね。

単にまちづくり・明るい伊勢崎市を!と唱えるだけでなく、色々な状況も考慮して各施策を見て提案していきたいなと思いました。

話が長くなったので、委員会報告は

続く、です。
posted by まにわ at 14:20| 群馬 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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