2015年09月24日

上下水道の今後を考えるパート1「伊勢崎市の上下水道料金は高いのか?安いのか?」

未来に責任!

まにわ充裕です!

いつも拙ブログを訪れて、お読みいただきましてありがとうございます。

本日は、各常任委員会で最後となる建設水道委員会が開かれました。

私の所属委員会ですので、審議に参加しました。

いつも議案数の少ない委員会ではありますが、本日は3名の委員から所管事務調査がされました。

矢島征司委員からは、
1.北部環状線について
(1)知事要望に対する回答
(2)伊勢崎土木k事務所への要望と勉強会の開催
(3)期成同盟の設置

の調査がされました。

北部環状線は、伊勢崎市の宮子町〜鹿島町の路線です。一部開通していますが、群馬県警伊勢崎署の東側の部分は未着手区間となっています。

ウィキペディア(北部環状線)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%B4%8E%E5%B8%82%E9%81%93%E5%8C%97%E9%83%A8%E7%92%B0%E7%8A%B6%E7%B7%9A

市議会の一般質問でも少なくとも10回以上は「早く着工を!」の主旨で登場した事業です。

今回の調査は、

・関係団体の勉強会の開催が進められている

・北部環状線の必要性について県の理解も進んできた

事が明らかになりました。

必要な道路だとしても、とても伊勢崎市の単独で全区間開通までの工事を進める事は財政的に困難なので、国や県の補助が必要です。(予定区間には住宅も沢山ありますので)

矢島委員本人が「千里の道も一歩から」と発言していたように、勉強会を開催する・要望活動をする・後援会(期成同盟)をつくるなどで少しずつ外堀を埋めていくように進められています。

私は、北部環状線の必要性について殖蓮地区の住民ほど理解をしておりませんが、事業の要望の仕方・進め方について大変勉強になりました。


長谷田公子委員からは、

1.鉄鋼スラグ問題への対応について
(1)スラグを再利用した路盤材の利用状況調査
(2)発見された際の対応

2.県央第二水道の受水について
(1)県水の受け入れ状況
(2)今後の受水計画
(3)八ツ場ダム建設と県水料金との関係

の調査がされました。

群馬県渋川市では先日、このような事件がありました。
http://www.sankei.com/affairs/news/150911/afr1509110034-n1.html

本市の状況についての調査でした。

本市では仕様書を確認したところ、スラグの利用自体がないため、利用はないとの答弁でした。

調査についても、今後の対応についても県の指導を受けながら行うとの事です。

まさか、仕様書に無い材料を使われるとは考えにくいですが、そこまで疑って調査するのは合理的ではないと思います。

2点目ですが、本市の水道水は市内の地下水に加えて県水を受け入れています。

ここ5年ほどは、総排水量2900万リューベ(立方メートルの事です)のうち、32〜34%が県水だそうです。

地下水は電気を用いて汲みあげているので、市内が大規模停電になった時は、自然流水の県水がある事はリスク対応になるそうです。

また八ツ場ダムが建設された時は、当然に県水料金に影響が出てくるとの事です。

どの程度の影響となるかはまだ示されていないとの事ですが、県水料金の値上げは本市の水道料金にも関わってくるので今後は要注目の情報となると思いました。

ちなみに本市が県から受水する料金は、1立米あたり、117⇒110⇒107円と減少しているそうです。

これは、県の努力の結果ですがこれが八ツ場ダムをきっかけに著しい値上げにつながらなければいいなと思います。

共産党は八ツ場ダム建設反対にこだわってきたので、さすがに周辺の情報もよく集められていますね。大変、勉強になりました。


さて、かなり端折って書きましたが、それでもなかなかの量になりましたね。

私からは、

1.上下水道料金について
(1)水道料金はどのような水準にあるのか(県内他市・特例市・全国との比較)
(2)下水道料金はどのような水準にあるのか(同上)
(3)料金に影響を与えるような課題はどういったものを想定しているか
(4)経営努力

2.下水道事業の地方公営企業法の適用について
(1)準備の進捗
(2)民間活力の導入
(3)適用の前倒しの考え

3.水道事業と下水道事業の組織統合について
(1)メリット・デメリット
(2)組織統合の考え

を調査しました。

本日は、1について書きたいと思います。

まず上水道料金の県内ランキングです。

条件は、伊勢崎市の家庭の平均水道使用量である2か月で46立米(立法メートル)水を使った時の水道料金です。

前橋市 5562円
渋川市 5767円
沼田市 5810円
高崎市 5882円
伊勢崎市 5886円(5位!)
安中市 6394円
太田市 7182円
館林市 7236円
桐生市 7843円
藤岡市 8420円
みどり市 8618円
富岡市 8821円

伊勢崎市は堂々の5位です!



ちなみに全国・特例市平均との比較ですが(*こちらの条件は40立米使用)

伊勢崎5076円、全国6392円、特例市平均5067円です。


次に下水道料金の県内ランキングです。

条件は、伊勢崎市の家庭の平均水道使用量である2か月で46立米(立法メートル)水を使った時の水道料金です(一般的に下水道料金を計算するときは上水道を使った量を下水道に流したものとして計算します)。

桐生市 3754円
渋川市 4600円
伊勢崎市 4728円(3位!)
藤岡市 4750円
みどり市 4860円
前橋市 4946円
太田市 5017円
富岡市 5108円
高崎市 5194円
安中市 5520円
沼田市 6330円
館林市 6933円

伊勢崎市は堂々の3位です!

ちなみに全国・特例市平均との比較ですが(*こちらの条件は40立米使用)

伊勢崎4010円、全国5306円、特例市平均4438円です。


余計なお世話ですが、上水道料金+下水道料金の合計のランキングを私が作ってみました。

渋川市 10367円
前橋市 10508円
伊勢崎市 10614円(3位)
高崎市 11076円
桐生市 11597円
安中市 11914円
沼田市 12140円
太田市 12199円
藤岡市 13170円
みどり市 13478円
富岡市 13929円
館林市 14169円

堂々の3位です!

ちなみに全国・特例市平均との比較ですが(*こちらの条件は40立米使用)

伊勢崎9086円、全国11698円、特例市平均9505円となり、上下水道料金合算では全国・特例市平均を下回ります。

以上から、本市の水道料金と下水道料金は(相対的に)安い!という事が客観的な数字としてわかりました。

ただし、このデータを見る時に注意いただきたいところがあります。

料金は基本料金と使った分の料金があります。

市によって基本料金を抑えて使った分の料金を高くしたり、その逆もありますし、もっと多量に使った時は割安になる場合もあります。

つまり、今回は伊勢崎市の家庭の平均的水使用量からデータ算出したので、これを46立米でなく40や50や60としたときはまたランキングが異なることになります。

ただ、質問のすりあわせを行った際に、実態を反映できるのは平均使用量であると思いましたので、そのような条件を私から提示させて頂きました。

また、水道料金・下水道料金には運の要素も多いのです。運とはズバリ、水を十分に確保するための水源が近くにあるか、又、その水をきれいにするためのコストはどのぐらいかかるか(水がきれいか)にもかなり左右されます。

また、施設を作った時期や水源の水利権も絡んできます。料金が安い事にはただありがたく思う所ですが、この問題に関しては、「他市より高いぞ!」より「いかに今の料金を維持できるか!」が重要かと思います。

答弁の続きです。

上水道・下水道ともに施設の耐震化や老朽化した管の更新などの課題を抱えているが、料金改定(つまり値上げ)を当面行う予定はない。水道局は合併時職員数60人から44人に削減するなど経営努力を行ってきた。

水道局は総務省から経営戦略策定を求められており、出来る限り早期に老朽化施設と配水管の更新計画を主とした計画を策定したいとの事です。

水道料金を口座振替とする事で50円程度の値引きを行っている自治体もあるが、現在それを行う考えはないとの答弁でした。

今回は私が条件提示した事により、実質的な水道・下水道料金の比較を示して頂きました。

残業しての計算やチェックもあったかと思います。まずは調査に感謝申し上げます。

また、本市の水道・下水道料金が他市より安いという事は職員さんにとっても励みになる事と思います。

持続可能な事業とするため、今後とも様々な方策をよろしくお願いいたします。
posted by まにわ at 16:28| 群馬 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
伊勢崎市の上水道と下水道の料金として記載されている額ですが、使用量が少ない40立米の料金が、46立米の料金より大きく、明らかに誤りです。
Posted by とおりすがり at 2017年03月28日 11:06
とおりすがり様

とおりすがりにご指摘頂き誠にありがとうございます。また、お返事が遅くなり大変申し訳ございません。

ご指摘の件は、その通りでございます。

それでは説明をさせて頂きます。

少しでもわかりやすく伝えたいとの思いで、料金が低い順に並び替えをして文章を書いた所、上水道と下水道料金を反対にして書いてしまいました。

訂正をさせて頂きます。

今後も適切な料金で安全な水行政の為に努力をしたいと思いますので、ご意見・ご指導よろしくお願いいたします。
Posted by まにわ充裕 at 2017年06月23日 10:24
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