まにわ充裕です。
随筆。
一般的に、
幼少期は読み書きから始まり、
テスト勉強→受験勉強→資格試験勉強→職能に応じた勉強、
と進みます。
我思う、ゆえに我あり
という言葉がありますが、
我を人間と置き換えると、
あらゆる生物の中で、人間の人間たる理由がここにあるように思います。
職能に応じた勉強の次の過程の勉強が、まさにたまたま人間に生まれた生を実感する醍醐味であり、
何を学ぼうか。
そうか、中年の旅もまた得るものがあるかもしれない。
社会のどの科目も絶望的な成績だったまにわは、
そういえば、倫理だけは、テストもセンター試験もぶっちぎりに得点していました。
今は10ページも読むことが出来なそうな精神力ですが、
高校生の時は、ドストエフスキー、ヘッセ、スタンダールなど、よく読めたものたなぁーと懐かしい。
今日の伊集院静先生語録、まにわセレクションはこちら。
学問の基本
学問の基本は、最後は独りで拓いていくものだと思っています。
すべての人が学ぶ命題はひとつで、それは人間はどのようにして生きていけばよいかという一点です。
若い時に旅をしなさい、と先人は言うのです。
では旅をして何が見えるか?
若い時の旅は、己が何者でもないことを知る一番の勉強なのです。
人間としてこの世に生まれてきて、旅は私たちに与えられた最上の賜物である。